伊能忠敬(いのうただたか)の没地
- 伊能忠敬は、下総の佐原(現千葉県香取市)で、事業家として成功した。
- その後49歳で隠居し、50歳のときまさに五十の手習いの諺を地で行くかの如く江戸に出て、天文・暦学を学び始めた。
- 1801年(享和1年)、56歳で徒歩による全国測量を始め、延べ3737日、約4万kmの測量を72歳で終えて、「日本沿岸興地全国・実測録」を編纂した。
- その後、1814年(文化11年)から4年間、亀島橋の八丁堀側のたもとに住居を移し、この地で亡くなった。
- 隠居後、在職中を遥かに上回る大仕事を達成したことが、いまの世の中の関心をよんで、静かなブームとなっている。